作品紹介

ジブリパーク開業に伴い、愛知県が公表した基本デザインからなるテーマ別5大アリアの作品について紹介します。ストーリーを掴めばジブリパークの楽しさが倍増すること間違いなしです。

この5作品以外にも、多くのジブリ作品の魅力を知ってリアリティのある独特の世界観を体感しに行きましょう!!!!

ハウルの動く城

 <<ふたりが暮らした。>>





公開:2004年11月20日/監督:宮崎駿

観客動員数:1512万人/興行収入:196億円



〜STORY〜

 ある日、帽子屋で働く少女・ソフィーは、荒地の魔女の呪いによって90歳の老婆の姿に変えられてしまう。家を出ることを決意したソフィーは、カカシ(カブ)の助けによって、魔法使いハウルの城で掃除婦として住み込むこととなる。

 ハウルは、美人を口説いてはその心臓を食べてしまうと噂される、恐ろしい魔法使い。しかし、彼の本当の姿は、内気で繊細な心を持つ傷つきやすい男であった。そんなハウルの世話をしながら共に生活していくうちに、ソフィーは彼を心から愛するようになる.....




耳をすませば

<<好きなひとが

     できました。>>







公開:1995年7月15日/監督:近藤喜文

観客動員数:208万人/配給収入:18億5千万円



〜STORY〜

 読書が大好きな中学三年生・月島雫は、図書館で自分が読もうとする本を必ず先に借りる「天沢聖司」が同級生だと知り、次第に興味を抱いていく。

 ある日、父のお弁当を届けるために偶然出会った猫を追いかけ、たどり着いた先は「地球屋」のアンティークショップ。その店主が西司郎であり、天沢聖司の祖父であった。聖司は、店の地下の工房でヴァイオリン作りに打ち込み、ヴァイオリン職人になるためにイタリア留学することが夢だと語る。聖司の夢を聞かされた雫は、もう一度自分自身の夢と向き合い始める......


もののけ姫

  <<生きろ。>>





公開:1997年7月12日/監督:宮崎駿

観客動員数:1420万人/興行収入:193億円



〜STORY〜

  アシタカの住む山里に”もののけ”と化した猪神(タタリ神)が襲いかかり、村を救うべくやむを得ずタタリ神を倒すが、右腕に呪いをかけられてしまう。自らの己の運命を見定めるため、アシタカは里を去り、西の国へ旅立だった。

  シシ神の森を目指す道中、巨大な山犬に襲われた牛飼い達を助けた彼の前に現れたのは、幼い頃から山犬に育てられた”もののけ姫”のサン。思わず、その美しさに心を奪われる。

 しかし、不老不死の力を備えたシシ神の首を狙おうとするエボジ率いるタタラ場集団と、サンを育んだ森との狭間に立たされる.....



魔女の宅急便

<<おちこんだりも

    したけれど、

     私は元気です>>








公開:1989年7月29日/監督:宮崎駿

観客動員数:264万人/配給収入:21億5千万円





〜STORY〜

 魔女の娘・キキは、13歳のある満月の夜、独り立ちするために親元を離れ、黒猫のジジと共に知らない町へと旅立った。

 見知らぬ土地で1年間修行しなければならい魔女のしきたりに選んだ場所は、コリコの町。パン屋のおソノさんに気に入られたキキは、店の軒先を借り、ほうきで空を飛ぶという特技を生かして宅配便を開業。新しい環境の中でウルスラやトンボと出会い、様々な出来事から多くの経験を積んでいく......


となりのトトロ

<<このへんないきものは、

   まだ日本にいるのです。

       たぶん。>>








公開:1988年4月16日/監督:宮崎駿

観客動員数:80万人/配給収入:5億9千万円






〜STORY〜

 父・タツオに連れられて、町から農村の古い一軒家に引っ越してきた小学生のサツキとメイ。家のお風呂場や2階で普段見なれないいきもの(まっくろくろすけ)を目撃してビックリするも、自然に囲まれた田舎の暮らしにあっという間に慣れていく。

 ある日、二人は森の中で、子供にしか見えない不思議で巨大ないきもの・トトロと出会う.......


ファンタジックな世界観の中で課せられる試練は、厳しいことばかりです。

 しかし、その試練は同時に主人公を変えるきっかけとなる出来事とも言えます。アクションを起こさなければ人は簡単には変われません。ジブリ作品は、主人公を自ら窮地に追い込み、立ちはだかる現実とどのように立ち向かわせるかを描くことで観客の共感を得ています。多くの人々との関りを経て勇気を出して踏み出すことの大切さ、苦しい現実と向き合った先にある成長がより魅力的な物語を創り出しています。