新企画展示である「映画を塗る仕事」展を見に、三鷹の森ジブリ美術館に行ってきました!!
三鷹の森ジブリ美術館は、とてもユニークな造りになっていました。沢山の仕掛けがあり、遊びごごろ溢れる館内なので老若男女問わず楽しむことができます。
同時に、作り手がどのようにアニメーション映画を作ってきたのかという工程を知ることができます。また、かわいいグッズもいっぱい置いてあるのでお土産などにも最適です。
新しい発見をし、ドキドキ・ワクワクするような空間を思い切り体感してみてください!!
チケット引き換えの受付所では、トトロがお出迎えしてくれます。トトロと一緒にまっくろくろすけも姿を覗かせているのが何とも可愛らしいです。しかし、ここはカモフラージュされた受付所であり、本物ではありません(笑)本物の受付所は、別にあるので気を付けて下さいね!!
手洗い場の水道にも、猫ちゃんのかわいい細工が施されていました。
いつでもどこでも子供の視点に立ち、遊び心を忘れないスタジオジブリはさすがです!!
新企画展示「映画を塗る仕事」展
「食べるを描く」の企画展示が終了し、新しい企画展示である「映画を塗る仕事」展が始まったと知り、さっそく見に行ってきました。
セル画に使う色彩の色は、風景やキャラクターだけに限らず、光と影、水、天候の変化などによっても区別しているというのです。
例えば、太陽の光を浴びたキャラクターの影は、通常の服の色や肌の色とは若干異なります。また、喜怒哀楽を表現するのにも影をつけることによって表情が変わって見えます。
水も、浅瀬なのか深淵なのか、波の動き一つをとっても色合いは変わってきます。
同様に、天候は晴れなのか、雨なのか、曇りなのかによっても見え方は変化します。
このように、スタジオジブリは限られた色数のカラーを用いて、少しの変化でさえも忠実に再現し、より観客にリアリティのあるアニメーションを観せる工夫を追求し続けているのです。人間描写を思わせる人間味あふれるキャラクターとその実在感を表現するために、美術は欠かせない存在なのです。ジブリカラーが生み出されたのには、こういった多くの知恵が施された結果なのでしょう。
CG技術が主流になった近年、セル絵の具によって手作業で繊細に美術の美しさを表現してきたスタジオジブリは本当に素晴らしいと思いました。私たちが様々な作品に親しみや懐かしさを感じるのは、普段目にしているリアルなものに近い景色や出来事が起こっているからなのかもしれませんね!!
短編アニメーション「星をかった日」
このアニメーションは、16分ほどの短編アニメでした。やはり、スタジオジブリ作品だけあって映像が本当に美しいです。ストーリーは、ハウルの少年時代を描いた「ハウルの動く城」のサイドストーリーなのではないかと思わせる内容でした。
他にも沢山の短編アニメがあり、時期によって鑑賞できるアニメが変わるので、いろいろなスタジオジブリ作品を楽しむことができます!!
三鷹の森ジブリ美術館でしか公開してない貴重なアニメーションなのでオススメです。
屋上庭園には、「天空の城ラピュタ」のロボット兵が立ちはだかっていました!!
想像以上に大きくてとても驚きました!!!実際に作品中のロボット兵が現実に現われると少し怖い気もしますね。圧倒的なこの存在感、圧倒されます。
二階には、クリスマス仕様のカフェ「麦わらぼうし」がありました。
「紅の豚」のポルコ・ロッソの看板が印象的でした!!
混雑していたせいか、満席で店内に入ることはできませんでしたが、ジブリ飯同様にシンプルな素材を生かした美味しい料理が食べられるようです。
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